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1857年にオーストラリア東海岸の亜熱帯森で発見されました。現在でも山野に点々と野生木があり、ヤマモガシ科常緑性の小高木です。
1880年代に防風林用樹本としてハワイに移植され、1930年にハワイ大学の樹木選択が動機となり栽培されるようになりました。商業的利用については、まずオーストラリア市場が開拓され、1970年代末よりハワイ産を含めて世界マーケツトが急速に拡大して、現在ではハワイ島で大規模栽培されて主産地となっています。
果実は直径2?位の丸形の二枚の外果皮に包まれ、内果皮は非常に堅くその肉果皮を除くと淡い黄色の胚乳(仁)が採れる、脂肪分が非営に多い。
マカデミアナッツの生産は、まだ発展段階にあり主産地ハワイでは生産量の大部分をチョコレート加工品として輸出し、原料輸出量は少ない。原料用としては、原産地オーストラリアに次いで南アフリカ、ケニア、グアテマラ、コスタリカが挙げられます。日本では最近お菓子の原理としての利用が盛んで、年々消費量が伸びています。
栄養成分は、脂肪酸組成の80%をオレイン酸とパルミトレイン酸の一価脂肪酸で占め飽和脂肪酸は17%と低く高い酸化安定性があり、ほとんど無色、無臭で理想的なヘルシー食用油であり、また、人皮脂に類似した組成からマ力デミア油は、化粧品やスキンケア製品として利用されます。淡白な甘味と快い口当たりで、ローストスナック、高級菓子、チョコレートのセンター材料として、また、ダイスカットしてアイスクリーム、ケーキなど利用範囲は広く、製菓材料に積極的に使われます。  オーストラリア・マカデミアナッツ協会


栄養成分表 マ力デミアナッツ・焙り(100g中)五訂食品成分表(2007)より
水分 1.3g カルシウム 47mg <ビタミン>
たんぱく質 8.3mg リン 140mg ビタミンB1 0.21mg
脂質 76.7g 1.3mg ビタミンB2 0.09mg
繊維 6.2g ナトリウム 190mg ナイアシン 2.1mg
灰分 1.5g 力リウム 300mg
工ネルギー 720kcal マグネシウム 94mg
(3012kj) 亜鉛 0.7mg
  銅  0.3mg
脂肪酸組成 総量73.25g(飽和12.46g 一価不飽和59.23g 多価不飽和1.56g)
コレステロール 0mg


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